日々の生活における鍋の崩壊

やばいやばい。鍋の季節が終わってしまう。鍋は年中無休と誰か言っていた気がするのに最近鍋を食べる気になれないのは気候のせいだろうかそれとも体が鍋の飽和状態になってしまったのか。恥ずかしながらこの年までオカンのメシを食べさせてもらってきた。いきなり作る側に回って何が出来るって何も出来ん。だが幸い冬だった。男の料理とか野菜が豊富にとれるからとかとにかく鍋作っとけみたいな風潮だった。というわけで現在も冷蔵庫には白菜とエノキ(冷凍)と油揚げを常備している。豆腐も冷凍出来たらいいのにあいつら案外日持ちがしない。そして世の中には「鍋の元」的な商品が溢れている。選び放題!…だった。
最近増えた同居人、キムチが嫌いだという。キムチ鍋という選択肢が消えた。なんでキムチが嫌いなんだと聞いたらニンニクが苦手だという話だ。ハイ消えた!色々消えた!ニンニクが入ってない鍋の元根こそぎ消えた選択肢いきなり狭まったぞオイオイ。とはいえまーちょっとくらい大丈夫だろうと炒め物にチューブのニンニクをちょっぴり落としたらリビングにいるヤツが「ニンニクのにおいするのなんで…」って言いだした。どんだけ鼻いいのよ!
まぁそんなこんなもあって鍋に行き詰まりを感じていた時に体感温度が上がってきた。やばい。鍋欲が下がっていくのがわかる。白菜、どうしようこれ。漬物か?作った事ないぞ。エノキ、炒められるなキミは。油揚げ…キミたしか一回熱湯とかかけないと使えないんだっけ?それコンニャクだっけ?コンニャクと言えばまだおでんはイケる気がする。おでんは鍋の仲間なのか。仲間と認められるのなら、まだ鍋の季節は終わっちゃいない。しかし白菜どうしよう。
いやいやその前にこれから何を食べるのか。インド風鍋か。それは通常カレーと呼ぶな。ハッシュ風鍋か。それハヤシな。乳鍋か。それはシチューな、もうええて。気づいたんだけど「煮る」以外の調理法を知らないんだな自分。いや、煮るのは多少煮すぎても食べられそうだけど、焼きすぎは焦げるだろ。揚げすぎ、そもそも揚げ物出来ない油怖い。鍋よ。我が体内に宿る鍋欲よ、復活したまえ…!